リウマチ一問一答
寛解(かんかい)になれば、リウマチは進行しませんか?
リウマチ一問一答(5)
「寛解(かんかい)になれば、リウマチは進行しませんか?」
「寛解(かんかい)になれば、リウマチは進行しませんか?」
Q:アクテムラ(生物学的製剤)とメトトレキサートの治療で、痛みが全くない状態が1年続いています。
手足の関節の変形も出ていません。この寛解(かんかい)を維持できれば、10年後もリウマチの進行なく過ごせますか?
(大宮駅 60台男性)
手足の関節の変形も出ていません。この寛解(かんかい)を維持できれば、10年後もリウマチの進行なく過ごせますか?
(大宮駅 60台男性)
A:はい、リウマチがしっかり治まっている状態を維持できれば、リウマチの進行もなく将来もお過ごし頂けます。
また、できれば「関節エコー検査」もされてみてください。
また、できれば「関節エコー検査」もされてみてください。
ワンポイント解説
①「リウマチの痛みや腫れがない」
②「血液検査でもCRPなどの炎症の数値が正常」
といった良い状態が長く続いていれば、リウマチが進行しない可能性が高いです。
ただ注意して頂きたいのは、「手の指」「足の指」などの小さな関節にリウマチが残っていても、血液検査や自覚症状では気が付きにくく、そこの関節だけリウマチが進行してしまう事があります。
そこで、①②に加えて、
③「関節エコー検査でも、手足にリウマチの炎症が残っていない!」というのが大切です。
どこの病院やクリニックで関節エコー検査が受けられるかは、ホームページで検索をするのが一番良いかと思います。皆さんの将来的なリウマチの安心に繋がると、嬉しいです。