リウマチ一問一答

リウマチ一問一答

リウマチ患者さんが温泉旅行に行くときの注意

リウマチ一問一答(32)「リウマチ患者さんが温泉旅行に行くときの注意」
おかげ様でリウマチも大分良くなったので、友達と温泉旅行に行ってこようと思います。遠出する時に、なにか気を付けると良い点などはありますか?

(上尾市:上尾駅 在住 60代女性)

 

アドバイスさせて頂くとすると、
「リウマチのお薬を少し余分に」「お薬手帳の内容が分かるように」「歩きやすい靴」「念のため痛み止めや湿布を」「主治医の先生に伝えとく」
といった点になります。温泉旅行、楽しんできて下さいね。
ワンポイント解説

リウマチ友の会さんのアンケートで、リウマチ患者さんが今したい事の圧倒的No1が、「温泉や旅行に行きたい」というお答でした。
実際にクリニックで診療をしている中でも、「お友達と温泉旅行にいってきます」と言った声をよくお聞きします。
リウマチも良くなられ、生活も楽しまれていて。とても素敵だと思います。

そんな旅行により楽しく安心していけるようにアドバイスをさせて頂くと、

①リウマチのお薬はちょっと余分に持っていきましょう
旅先で錠剤を落としてしまったり、交通機関の遅れで帰宅が予定日より少し遅れてしまう事もあるかもしれません。もし可能であれば1週間分余分にお薬を持って行っていただけると、より安心かと思います。

②お薬手帳が分かるようにスマホに入れたり、コピーを持っていきましょう
リウマチ以外の事もふくめ、もしかしたら旅先で病院にかかるかもしれません。そんな時に、今飲んでいるお薬の情報が大切になりますので、お薬手帳の内容をスマホに取り込んだり、コピーしてもっていかれるとより安心です。

③歩きやすい靴を選びましょう
ついついオシャレな靴を選びがちかと思いますが、旅先が山道だったり、お寺のじゃり道だったり、階段だったりと、風光明媚な場所になるほど歩きにくかったりします。
いつもなら歩かないような道であるために足に負担がかかり、足首や足指が腫れて痛くなってしまう事があります。もし可能であれば、はきなれたスニーカーなど歩きやすい靴を選んで頂けると安心です。

④念のため、痛み止めや湿布も持っていきましょう
旅先でリウマチが痛くなってしまった時に備えて、ロキソニンなどの痛み止めや、湿布薬を少し持っていくと便利で安心かと思います。
もし忘れてしまった場合でも、今はドラックストアさん痛み止めや湿布が置いてありますので、ご相談されるとよいかと思います。

⑤旅行の予定を主治医の先生にお伝えしときましょう
何日間旅行に行くかなど、主治医の先生に事前にお伝えしておくとより安心かと思います。特に、生物学的製剤で治療されている方は、「注射を旅行先にもっていったほうが良いのか?」、それとも「少し注射日をずらして旅行日程にかぶらないようにしてもOKか?」など、生物学的製剤の種類やその時の病状にもよって変わってきますので、ぜひ相談してみてくださいね。

皆さんが安心して旅行を楽しまれる事を願っています。