指が腫れている

「指が腫れて痛い」
「指の付け根が赤く腫れている」
「指が腫れていて曲げられない」

などなど、指の腫れでお悩みの方はいらっしゃいませんか?どこかにぶつけたりした記憶もないのに指が腫れている場合、どんな病気の可能性があり、どんな病院に相談したらよいのかについて、ご紹介させて頂きますね。

~考えられる病気~

関節リウマチ
バネ指
膠原病(混合性結合組織病)
など

リウマチ(関節リウマチ)

指が腫れている時、まず考えるのが関節リウマチです。
関節リウマチは、普段はウイルスや細菌から体を守ってくれる免疫細胞が、間違って自分の関節を攻撃してしまう病気になります。特に、指はリウマチで攻撃されやすい場所で、指の関節の中で免疫細胞が暴れて腫れたり、痛みを引き起こします。
また、腫れや痛みを我慢してほっておくと、リウマチが進行して骨が壊されて指が変形したり、動かなくなったりしてしまうので早期にリウマチを発見する事が大切です。

関節リウマチを見つけるポイントは、
「指の第2関節や付け根が腫れている
(第1関節はリウマチではありません)」
「2か所以上の指が腫れている」
「指だけでなく手首や足指にも痛みや腫れがある」
「以前から健康診断でリウマチ因子が陽性と言われている」
になります。

また指の腫れているかを自分でチェックする方法は、反対の手で腫れているかもしれない指の関節を押してみる事です。
もし押してみて指がブヨブヨ膨らんでいたり、痛みを感じたりした場合には、リウマチで指が炎症を起こして腫れている可能性がグッと高まります。

このような、早期のリウマチの診断には関節エコー検査とリウマチ専門医の診察が大切です。リウマチを疑う症状がある方は、お近くの関節エコー検査のできるリウマチ専門クリニックにご相談くださいね。

バネ指

バネ指は、皆さんもどこかで聞かれた事があるかもしれません。 指の付け根が腫れて、指を曲げたり伸ばそうとすると、指がスムースに動かないのがバネ指の症状です。さらに悪化すると、指が全く動かなくなり伸ばせなくなってしまう事もあります。 指には腱(けん)というヒモのようなものがついていて、この腱が動く事で指を曲げたり伸ばしたりができます。 この腱(けん)がスムーズに動けなくなってしまったのが、バネ指になります。 手をよく使う仕事をされている方やスポーツ選手、更年期や妊娠中の女性の方によく見られます。 治療は、まず安静になります。それでも良くならない時は、痛み止めの注射やリハビリ、場合によっては手術となり、整形外科の先生がご専門になります。気になる方はぜひお近くの整形外科クリニックにご相談されてみてくださいね。

膠原病(こうげんびょう)

頻度は低いですが、膠原病という免疫の病気でも指が腫れてしまう事があります。そんな膠原病の中でも、指が腫れる事が多い「混合性結合組織病」を紹介させて頂きます。

混合性結合組織病(こんごうせい けつごうそしきびょう)

ちょっと難しい名前の病気ですいません。混合性という名前のとおり、3つの膠原病の症状がまざった変わった病気になります。
リウマチが指の第2関節やつけ根が腫れるのに対して、この混合性結合組織病は指全体が腫れるのが特徴です。指全体が腫れ見た目から、ソーセージ指なんて呼ばれたりします。

他にも、
「寒い所で指が真っ白くなるレイノー現象」
「痛みのない口内炎が沢山できている」
「筋力が落ちて階段を上るのが大変」
「手や指の皮膚が硬くなりつっぱる」
などの症状が出てきます。

混合性結合組織病は、リウマチと違って指以外の内臓にも症状が出てきたり、入院しての検査や治療が必要になるので、ご心配な方は総合病院の膠原病科にご相談される宜しいかと存じます。