リウマチ用語辞典
滑膜(かつまく)
骨と骨がくっついて関節を作っていますが、その骨と骨を包んでくれているのが滑膜(かつまく)という膜になります。滑膜は骨や軟骨に栄養を届けてくれたり、滑液という液体を作って関節同士の滑りを良くしてくれています。ところが、リウマチになるとこの滑膜が腫れて炎症を起こしてきます。これを滑膜炎とよび、従来のレントゲンではうつらないのですが、関節エコー検査でよく分かります。 最新のリウマチ診療では、関節エコー検査で骨にダメージがない滑膜炎の段階でリウマチを早期発見し、早期治療をしていくのがとっても重要になっています。