リウマチ用語辞典
ケナコルト
腫れてしまった関節の中に注射するタイプのステロイドになります。 リウマチの治療のメインは飲み薬や生物学製剤になりますが、治療を始める前、または治療中に急に関節が腫れてしまった時などに応急処置的に使います。 腫れている関節の中に直接ステロイドを入れるので非常に効果がありますが、2~4週間程度で効き目が無くなります。また軟骨にはあまり良い働きをしないので複数回行うことは避けたい治療であくまで応急処置になります。関節に入れたケナコルトが効いているうちに、リウマチの根本的な治療を工夫することが大切です。